さよならトロイメライ

さよならトロイメライ4 追想の和音

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
壱乗寺かるた 日吉丸晃
掲載誌
富士見ファンタジア文庫
出版社
KADOKAWA
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内容紹介

彼氏彼女がいない冬というのは非常に過ごしづらい季節なわけでバレンタイン?なんだそれ。クリスマス?ウチは浄土真宗だペッペッ。と傷心の藤倉冬麻17歳に千載一遇のチャンス到来。眼鏡っ娘カンナの提案で私立御城学園<トップ3>と<パートナー>は旅行へ繰り出すことに。日常を抜け出して山奥の温泉旅館という非日常へ。浴衣、露天風呂。とくりゃやるこた一つ――。「泉、トーマさんの背中流しますっ!」と張り切る<パートナー>泉に思わず頬が緩む藤倉冬麻17歳。知力体力ともにへっぽこ、史上最低<トップ3>は、学園祭以来、気まずい雰囲気の理事長令嬢・都との関係を修復!と密かに意気込む。だが、10年前、冬麻と都を引き会わせた血の事件――湖稜銀行立て篭もり事件を想起させる出来事がその夜、冬麻を襲う。突きつけられる過去。忘れられない記憶。決して消えない過去は、どうしようもなく現実へと続いている。でも。だから。藤倉冬麻は決意する。もう、逃げない。大切な人を、今を守るために――強くなる。


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