内容紹介
いつものように夜回り中の水谷が偶然街で見かけた、新入生の教え子・山里紘矢。中学校時代、抜群の成績にも関わらず、毎年決まった時期に51日ずつの欠席が記録されている彼を、水谷は以前から気に留めていた。そんな水谷の前で、山里は道をふさぐスクーターを蹴り倒していたが、それは目の不自由な人を思いやってのことで…。弱き少年・コーヤの目に刻まれた哀しい光景と、背中に刻まれた重い傷跡…。全３編で送る「償い」他、若き命にほとばしる感情のノンフィクション、最新第３集!!
レビュー5
5/52018/09/17 我ら青春美蝶乱にあり
みんな産まれた時は赤ちゃんなのに不条理な世界で傷つき心の救いを求めても助からないと 諦めた。そんな子供達は夜の大人達の甘い言葉や誘いに自分の居場所はないかって彷徨う子供達の心の隙間につけ込むんだよね。自分も水谷先生に会いたかったです。凄く読んで欲しい本｡
5/52018/09/16 クロア
もうさ…。なんというか…。すんごくいいお話で泣きそう。