内容紹介
外国船との武器取引において、通辞役（通訳）を仰せつかった大気であったが、その行動で武器商人たちの怒りを買い、佐賀一斉砲撃の危機を招いてしまう。「明日の朝までに金六百貫を持ってくること。もし持ってこなかったときには、佐賀の街に砲撃を加える!!」。責任を痛感した大気は、佐賀中の大工や職人を集め、ある奇策を提案し、協力を求めた。そして世が明け、運命の日の朝。単身、武器商人の船へと向かって行く大気。武器商人たちは、一斉砲撃の準備を始めた!! とその刹那、大気が合図を送り…。果たして大気は、武器商人たちを蹴散らすことができるのか!? 幕末の日本が変わろうともがいていた時代に繰り広げられる、熱き男たちの物語！ 第５巻（全８巻）！
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