内容紹介
冬の終わりのその朝、1人の少年が死んだ。トーマ・ヴェルナー。そして、ユーリに残された1通の手紙。「これがぼくの愛、これがぼくの心臓の音」。信仰の暗い淵でもがくユーリ、父とユーリへの想いを秘めるオスカー、トーマに生き写しの転入生エーリク……。透明な季節を過ごすギムナジウムの少年たちに投げかけられた愛と試練と恩籠。今もなお光彩を放ち続ける萩尾望都初期の大傑作。
レビュー6
5/52022/05/18 ゆうたろ
絵の構図…キャラクターの性格の違い…完璧なストーリー… 何十回も読みました…!!
5/52021/11/20 かえでん
紙で持ってますが聖書レベル。一生手放さない。 冒頭のモノローグとか凄すぎる。 この時代の少年愛はBLとかでは片付けられない文学レベルの物が多いですね。