内容紹介
あおば台病院救命救急センターを、法衣でうろつく迷惑な医者がいた。彼の名は松本照円。僧侶でありながら救急医として働く“僧医”である。生死をさまよう患者のほかにも、医療には問題が山積みだ。手術に同意しない家族、問題発言を繰り返す研修医、カツラであることを妻に隠したまま結婚した中年男、母とケンカしたまま事故に遭った娘、３か月で病院を追い出される高齢者、そして児童虐待…医療でも仏教でも、人は救えない…のか？松本は悩み、迷いながら、“いのち”を考える…!!
レビュー1
5/52021/02/11 マーちゃん
命を救えたりどんなに頑張っても先生でも命を救えないときもある｡ でも､子供には生きてほしい児童虐待すべては否定出来ない誰だってなる可能性はあるから。 職場で､時々見かける光景である虐待した母親と付き合ってる男性が｢邪魔だったし丁度よかった｡あなたと､子供また産めばいいから｣といったのが衝撃的で子供って一期一会だよ? もうその子には､会えないわかってるのかーって思うのは私だけだろうか?