内容紹介
山葉圭をあきらめきれない藤木は、なかなか会ってくれない圭に、テニス部のスキー合宿所におしかけてまで強引に会おうとしていた。目標も見つからず、自分に対してもどこかあいまいでフラフラとした勇介にはないそんな一途な藤木の思いに揺れる圭は、彼の泊まっている部屋で夜を共に明かすことに…。一方、勇介は前々から圭がボクシングを嫌がっていることを知っていたのだが、試合で勝っても圭が喜んでくれないどころか非難をしてきたこともあり、練習に身が入らない日々を送っていた。そして目標が定まらないままの勇介は、ボクシングを辞めて圭との生活を選ぶのだった。うまくいきかけた二人だが、勇介はこのままの生活に疑問を感じ、また新たな道を探そうと一大決心を…。圭はそんな勇介をどこまで受け入れていけるのか…。果たして二人の恋の行方は？ 感動の完結巻!!
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