内容紹介
遡ること実に百五十年。 家光以来絶えて久しかった男性の将軍として誕生した、第十一代将軍・徳川家斉。 だが実勢を握り権勢を振るうのは、田沼意次を失脚させた、実母・徳川治済だった──。 江戸城内から一掃された蘭学研究者たち。 だが、市井にあっても黒木良順と青海伊兵衛は、田沼の、青沼の、そして平賀源内の赤面疱瘡に立ち向かう想いを、その胸に、しかと受け継いでいた…!!
レビュー2
5/52022/11/28 とまとじゅーす
歴史に名を残すような権力者にはサイコパスな一面もあるという事でしょうか 志の無い、権力の怪物、、、恐ろしいです
5/52016/11/26 長原文太
この作品では、女性の強さとともにおそろしさも本当にうまく表現されてますね・・・・・! 治済が春日局よりもっとこわくて、背筋も凍るおそろしさでした:(;゙゚'ω゚'):