内容紹介
入隊後、部隊異動の命で北満州へ。昭和20年8月16日、上官から停戦命令の通達、すなわち終戦を知らされる。実弾を一発も撃つことなく終わった戦争だったが、その後ソ連領の大地をひたすら北に向かわされ、着いた場所は極東シベリア。広大な寒冷地で、絶望の入り口に飲み込まれた。第44回(2015年度)日本漫画家協会賞コミック部門大賞作! 同名単行本より、「第一章 出征編」後編を収録!!
レビュー4
5/52017/09/14 きぼみ
ずっと読みたかった作品でした。 単調な絵がかえってドラマチックではなく、心に突き刺さる。 戦争は怖い……。
4/52017/02/26 ママム
この作者の戦争物は今時の子にも読んでもらいたい。勿論、戦争を知らない、当たり前に教育を受けられ、明日の食べ物に困らない毎日を送っている私達も。心に刺さる実話である。