内容紹介
定年まであと5年。自動車メーカーの宣伝部で活躍したのも今や昔。閑職に追いやられ、何か趣味でも、と思い始めたシニアサラリーマン明星啓吾。行きつけの料理屋で俳人の水村翠と出会う。会いたい一心で、明星は翠に俳句の指導をお願いする。時代の波にも、出世の波にも乗り遅れた男の人生が、十七音に彩られはじめる!!!!!!!
レビュー8
4/52018/10/08 かぎ尾
主人公のおじさんはよくいるおじさんで、そういう人が主人公だからこそ現実的な俳句との距離を感じられるなあと思います。俳句は意外と誰がやっても、おもしろいものなのかもと感じられます。お茶のラベル、今度からちゃんと見よう、、。
2/52018/10/08 カラクチ
オッさんが、歳食ってるくせに一般常識や教養がない。明星が金星なのは常識でしょう。俳句の話は面白い。