佐藤史生コレクション

死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)

更新ステータス
マンガ
作者
佐藤史生
掲載誌
佐藤史生コレクション
出版社
復刊ドットコム
3 (2)

内容紹介

【佐藤史生コレクション1】坂田靖子氏・竹宮惠子氏推薦! あらすじ「あき家になっている祖母の家で雨宿りをしていた奇妙な青年“雨男”と出会った七生子。青年から、幼い日の七生子を知っているという思いがけない告白を受け…。」多感な少女の揺れ動く心を描き、読者の共感を得た人気連作“七生子シリーズ”のほか、代表作『ワン・ゼロ』の原型となった「夢喰い」、そして貴重な単行本初収録となる「マは魔法のマ」「一角獣にほほえみを」の2作品を収めた豪華作品集。巻末には、24年組の拠点で“女性版トキワ荘”ともいわれる「大泉サロン」の主宰者で、長年親交の深かった増山法恵氏による解説を特別収録。著者について「2010年4月に急逝した漫画家・佐藤史生。「別冊少女コミック」からデビューした後、SF、ファンタジーの要素を巧みに取り入れた作品を多数発表するも、2000年に刊行した『魔術師さがし』(小学館)以降は新作が発表されていませんでした。佐藤氏は、1970年代に現れ日本の少女漫画界をリードした少女漫画家たち、いわゆる“24年組”に対して、年齢や作風から“ポスト24年組”の一人として数えられている作家の一人ですが、少女漫画の枠に当てはまらない独自の世界を築き上げたことで、漫画ファンの記憶に長くとどまり続けています。」 収録作品:雨男/死せる王女のための孔雀舞(パヴァーヌ)/さらばマドンナの微笑/我はその名も知らざりき/夢喰い/あとがき/マは魔法のマ/一角獣にほほえみを/解説(増山法恵)


レビュー1

2/52023/11/17 ナタリー

萩尾望都先生の「一度きりの大泉の話」に佐藤史生さんという、批評が辛口の、ハッキリものを言うアシで新人の漫画家が出てくるので興味が湧いてこの作品を拝読しましたが、魅せ方が今ひとつに感じました。セリフで説明している感が窮屈。セリフはかなり捻って考えたと思われるがナチュラルさに欠けるしワンシーンが長くてセリフばかりだから飽きてしまう。うーん…。竹宮恵子さんが言ったシュガー&ソルトがペンネームの由来らしい


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