内容紹介
人間には規格品の気持ちは解らない。シロッコの悲鳴は他星にも届く。我々は何度死ねばいい――!? シロッコと呼ばれる優秀なクローンたちが大量生産されている時代。シロッコたちはそれぞれが得た知識や経験を近場のシロッコとシンクロさせて、完全無欠の規格品として、宇宙のあちこちで活躍していた。だが、その多くがやがて自殺してしまう。シロッコたちは、知識と共に心の闇までをも共有させていた…。『死神の惑星』へと繋がるクローン人間たちの物語。
レビュー2
5/52023/03/23 すみりん
サンプルキティが素晴らしかったので、こちらも読んでみました。決まってるようで決まらない決めゼリフが、相変わらず素敵です。シリアスでありながら気の抜けたこの世界観、ぜひ堪能して下さい。 作者さん、お亡くなりになっていたのですね。始末人シリーズを雑誌で読んでいたのでショックです…。こちらも大好きでした。この頃のコミックは、全部持ってたなー。
5/52022/08/11 案山子
懐かしくて購入。 SFとしてむちゃくちゃ面白い。 作者様が亡くなられたのが残念です。