内容紹介
目を覚ますと、少女は死神でした。少女は、死神でありながら、その真っ白な容姿ゆえに仲間から「変わり者」と呼ばれていました。しかし、少女の持つ巨大な鈍色の鎌は、まさしく死の番人のものです。少女の使命は人間の命を運ぶこと。死を司る黒き使者である少女は、仕え魔のダニエルと共に、人の魂を奪いにいくのです。死を司る少女は、様々な人と出会い、そして別れていきます。哀しくてやさしいお話。
レビュー1
5/52023/05/31 エイミー
私は中学生のときにこの物語と出会いました。正直このレビューで魅力を語り切れません、そして今の私の語彙力では到底伝えきれないです。 私はこの物語に救われました。独りぼっちの私の見る世界を変えてくれました。今でも大好きです。 美しい情景描写、登場人物の感情を繊細な手付きで表現されています。 少し古い物語ではありますが、是非読んで欲しいです。 生きるのがつらい人にとって、この子は光になってくれる筈です。