内容紹介
靴工房・IPPOの店主・一条歩(いちじょう・あゆむ)が東京に店を構えて数年。歩は注目若手職人として実力が認められ始め、仕事は順調であった。そんな折、歩のもとへフィレンツェでの師・祖父が訪れた。開店以来初の来店。しかし祖父が病気で「もう時間がない」と聞かされ、歩の心は衝撃に揺れる──!
レビュー7
5/52022/10/24 mocota
ほんとに素敵な作品でした。 色々考えさせられる、アユムと一緒に少しずつ成長して、人生を豊かにできるようなお話。 試し読みだけじゃなくてぜひ全部読んでほしいです。
5/52022/05/07 ぴーす
最後もう少し描いて欲しかった!! 父への葛藤、祖父へ贈る靴を制作する中で「新しい一歩」を贈りたいんだと確信する歩。最後は自分の子が新しい靴で初めての一歩…。 産業革命以降、大量生産の粗悪な品が出回ってからイギリスではアーツ・アンド・クラフツ運動が起こったけれども、それなりに良い品が安く手に入る現代の私たちもさ、この作品通じてちょっと職人の技術と心に憧れちゃったよね…。素敵な作品を有難う!