この小さな手

この小さな手

更新ステータス
マンガ
作者
郷田マモラ 吉田浩
出版社
電書バト
5 (2)

内容紹介

このお話は、主人公と同じように2歳の子供を養護施設から取り戻すという、原作者のぼく自身の経験を元に構築したフィクションです。当時、ほぼ1日おきに施設に通いました。きらきらと輝く宝石のような子供の反応に涙し、それらの胸を締め付けられるような出来事をどうしても物語として描きたいなと強く願い、この特殊な環境で目の当たりにしたことや感じたことを、かなりストレートに作中に散りばめました。作画の吉田浩さんは、そんなぼくの思いを構図や文字などもほとんど変えず、ビビッドな絵柄で実に誠実に原作のネームを表現してくださいました。この先、ぼくの子供が何か困難に直面した時、この作品を見せて真実を伝えたいと思います。また、読んでくださった方々の心に届く「光」のようなものが何かひとつでもあれば、とてもうれしいです。


レビュー1

5/52022/03/20 ゆりやん

最初、ちょっと頭身が気になったんですが… あとこのお父さんのダメパパっぷりもひどくて。 しかし読み進めるうちに引き込まれて、一気にラストまで。 子供を養護施設に預けること、また連れ戻す過程が丁寧に描かれていて、それぞれのキャラクターに感情移入しました。 ひなちゃんの今後の幸せを願わずにはいられません。


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