内容紹介
クレアとエバは一卵性双生児。あまりにそっくりな二人は、常に相手への嫉妬といらだちがあった。そんなとき、クレアは、自分が愛しているレインに、エバもまた心をひかれていることを知る。姉妹で同じ人を愛してしまうなんて……。エバの存在を呪わしく思ったクレアは、ある決心をする……。
レビュー2
5/52024/04/13 はなはな
双子の愛憎物語。 小学生の頃読んだ作品でものすごい衝撃を受けた。雑誌のなかよしによくこんな作品掲載したなあと、大人になって再読したとき感心した。 一人の男性を奪い合い、外見はそっくりだが結局、性質で選ばれなかった片割れの末路は哀れというか。 子供の頃タイトルの「わたし」は、名前を奪われた方のことだと思ったが、今読むとああ、こちらの方かと納得した。
5/52023/12/09 ゆめのなか
幼かった時に読ん本。 今でも忘れられない程切なく悲しかったお話しです。 エバは最初はこんな感じの娘ではなかったのに、、(死んだ意味は色々込められていたのですね) 大人になって読むとまた違う読み方ができますね! でもちょっとやっぱり悲しい、、