内容紹介
樹と一緒に過ごした震災の後、つぐみは友人の舞花に誘われて東京に出る。舞花は車イスに乗る恋人・晴人と別れていた。別れたことに「後悔はない」という舞花と晴人。その夜、是枝の部屋に行く予定だったつぐみが向かった先は、樹の元だった。二人の想いは再び交わる。二人の関係を知った是枝は苦悩しながらも「もう二度と川名の手を離すな」と樹に告げ、自ら身を引く。樹は褥瘡が悪化して緊急入院する。樹に付き添っていた長沢はつぐみとの関係の変化に気づいていた。病院に駆けつけたつぐみは長沢に今でも樹が好きだと宣言。動揺した長沢は…?
レビュー2
5/52018/05/25 licamerry
長沢さん、ずっと好きになれなかったけど、彼女の背景とか抱えてた想いを知って、この世には真の悪人なんていないのかもしれないな、なんて思えました。新刊が発売される度に思うけど、本当にこの漫画は涙なしに読めないな…健常者とか障害者とか関係なく、人として生きていくために必要な事がこの作品には詰まってます。映画化をきっかけに、より沢山の人達が原作であるこの漫画を読んでくれるであろう事がとても嬉しいです!
5/52018/05/25 トサカ
長沢さんにも、希望はいっぱいあるんだよ! 好きじゃ無かったけど、最後は潔くて良かったと思う。