内容紹介
「舞踏病って知っているか?」彼は自分の母親の過酷な闘病を語りはじめた。それは“動きたくないのに動いてしまう”難病なのだ。まるで童話の『赤い靴』のカレンのように…。発病のきっかけは新薬の治験モニターをやったことからだった。絶え間なく動く自分に披露する母。そんな母を抑えながら、食事や風呂の日常を支える祖母。小学生の彼も家のお手伝いをや自分のことは当然のようにやらなければならなかった。学校にもっていく雑巾を縫おうとする彼に「ごめんね」と母は、針と糸を持った。揺れる体で針に糸は通らない。「こんなことまで小さなお前にやらせて」母が懇親の願いを込めたその時…。
レビュー4
4/52023/04/15 あまえび
そんな病あるの? 近い病ならあるけど。
1/52021/10/13 赤プリ
旦那も、その両親も最低 何の病気だろうが、捨てるとかありえない それにしても、母親って偉大