冥婚の契

冥婚の契 (4)

更新ステータス
マンガ
作者
詩原ヒロ
掲載誌
マンガボックス(MAGBOX)
出版社
マンガボックス
5 (20)

内容紹介

マッグガーデン×マンガボックスで贈るレーベル・MAGBOX第2弾作品!伴侶を得ずに亡くなった者を弔うため、絵馬に架空の人物との婚儀を描き奉納する“冥婚絵馬”――。“上様”の企みによって旧最上邸に連れ去られた小沼正一。同僚や生徒は彼を救おうと抵抗を試みるが、それを嘲笑うかのように絵馬の呪いが暴走を加速させる。均衡を崩した“禍”が町をも飲み込み出すその中心で、ついに小沼と白無垢の亡霊との婚儀・“冥婚の契”が始まる…。忌まわしき絵馬の原点、悲しみに囚われた最上家の呪い、そして不思議な少女の正体……。すべての謎が紐解かれた時、そこに残された“想い”とは――。死後婚の禁忌を巡るジャパニーズホラー、衝撃の完結巻!!


レビュー15

3/52023/09/07 らんちょん

レビューで期待したほどではなかったな…。 最初の方はわりとよかったのに。進むにつれ絵が雑で悪役側の表情が記号的になるし、ストーリーもとっ散らかり出し、結局最後、罪ある村人たちの処理がちょっと乱暴すぎた。誠に最上の血の片鱗が見え隠れしてるあたりの描写にも意味が欲しかった。あれじゃ愛理がやったことがあまりにも報われなくないか?美鈴もだけど、最上一族総じて思い込み激しすぎ、じゃ済まされないよ、話的に。

5/52023/02/25 いくぜクルゼ

短めの話数ながら、場面展開のテンポもストーリーの起伏も非常に素晴らしく、じっくり読み込みながら一気に読める素晴らしい作品です。土着因習、閉鎖環境、呪詛、組織、謀略、祟り、殺人、どんでん返しと、ミステリーサスペンスのオールスターゲームかというほどのボリュームですが胸焼けしません。そして他のレビューにもあるように、エンディングと最後まで残された謎には胸を打たれます。これは映画化すべき。実力派のみで。


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