内容紹介
最愛の人と結ばれ、ふたりの愛の結晶を授かる。それはとてもステキなことで、幸せの象徴であり憧れの対象だった。そして努力の甲斐あって念願の妊娠。自分も家庭を持ちこれから親子3人の幸せな生活が待っている―――― はずだったのに。どうして私は精神病院に入院しているんだろう…? 勝手に動き出す足、突然やってくるナゾの恐怖感、死への衝動…、妊娠を契機に始まる数々の体の不調。マタニティーブルーではとても説明できない原因不明の症状に翻弄された作者が、実体験を元に描く驚愕のストーリー!!
レビュー10
5/52023/11/21 まみむ
閉鎖病棟に拘束ありで入院してたことも、看護師としての勤務もあるからどっちの気持ちもわかる。刺激のないように何もない部屋にずっといると、本当に頭がおかしくなる。おむつだってすぐ替えて欲しい。でもスタッフとしては大声を出せる=生きてるってことで、もっと死にそうな人のところを優先してケアしていく。 この病院のスタッフの対応はわかるけど、患者としては辛いのもわかる。
5/52023/09/10 にゃるる3世
閉鎖に医療保護入院で入院を繰り返しています。入院の度に、24時間5点拘束(腕腰脚)、保護室です。 なんて言うんだろう、看護師さんとかお医者さんとか関係なく、頭おかしい人は見下していい、とでも思っちゃうのかな…って切なくなりました。 お忙しいとは思うけど… もう少し千夏さんに寄り添って欲しいものですね。 作者さん、こんなご時世ですから、心も体もお気をつけてお過ごしくださいませ。