平安後宮の薄紅姫

平安後宮の薄紅姫 二 宮廷去りし皇后宮と伊勢物語

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
遠藤遼 沙月
掲載誌
富士見L文庫
出版社
KADOKAWA
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内容紹介

<次なる難事は、後宮を出奔した皇后宮を連れ戻すこと――!?> 怪異や難事件の駆け込み寺・薄紅の姫。中宮を狙う“鬼”の事件を落着させ、その昼の姿である末席の女房として念願の書司(ふみのつかさ)となった。一方、静かに読書にふけりたい夜の薄紅の元には、願いと反して親しくなった晴明の孫・奉親(ともちか)が訪ねて来ては面倒に巻き込んでいく。そんなある日、彼女は後宮の蔵書破損をきっかけに密命をくだされる。後宮を去ってしまった皇后宮を連れ戻せ――と。後宮の祈祷も担う奉親とともに、この難題に挑むことに。物語知識を駆使するものの、皇后宮は断固として戻ることを拒否し……。


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