最果てにサーカス

最果てにサーカス (1)

更新ステータス
マンガ
作者
月子
掲載誌
ビッグコミックスピリッツ
出版社
小学館
4 (12)

内容紹介

大正十四年(一九二五年)、桜舞う春に作家を志す23歳の文学青年・小林秀雄は上京してきたばかりのまだ18歳の詩人・中原中也と運命的に出会う。自意識の殻に閉じこもり、創作の迷路に入っていた秀雄に衝撃を与えて、彼の生きざまを根っこから変えていく中也… そして中也には同棲する一人の女・長谷川泰子がいた―― 事実を基にフィクションを交えて描き出す、文学に人生すべてをかける中也と秀雄… 『彼女とカメラと彼女の季節』月子が描き出す! まだ無名だった二人の切なく物狂おしい物語が今、ここに始まる…!!


レビュー10

5/52019/06/25 ななお

一気に読んでしまいました。無邪気な中也がとにかく可愛い!!!薄いという感想もありますが、史実をもとに書いてるんだからこれくらいで十分だと私は感じました。中也の人生が大好きなので、美しく描いてくれて嬉しい!

5/52019/02/18 影宮閃

素晴らしかったです。 中原中也がとても魅力的。私は最近中也の詩を読み始めたのですが、大好きな「サーカス」が、漫画の物語の中で絵と共に載せてあって、感動しました。 「頭逆さに手を垂れて」にやにや笑っている道化の中也に、小林秀雄が劣等感を感じる。その心情描写が詩と相まってとても綺麗。 また、絵も綺麗で読みやすいし、何よりその時代の空気が伝わってきます。 少しでも興味があるなら読むべき!


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