内容紹介
「俺、兄ちゃんの代わりになれませんか」親友の一太が転校生の男子とただならぬ仲になったことを悟り、胸がざわめく巴。その正体がわからないまま、思いは心の片隅に淀んでいく。そんな折、ささいなことがきっかけで一太の弟である賢次に懐かれる。二人で会うようになるが、ある日、一太への気持ちを指摘された上に、自分への恋心も告げられ――? 揺れ動く思春期の痛いくらいに一途な恋。
レビュー1
5/52024/01/13 アネモネ
とても良いお話でした! 麻生先生の作品は4作目です。 どのお話もストーリーがしっかりしていて安心して読めます。 一太と土屋、巴と賢次それぞれの心情が痛い程伝わってくる。 どうしてこんな素敵なお話ばかり書けるんだろう。。。 これからも先生の作品を楽しみにしています。 多くの方に読んでもらいたいです。