内容紹介
遂に、織田幕府軍と津田軍による関ヶ原の戦いが始まった。勝算を持って挑む細川幽斎は攻勢を強め、兵数では劣るが火器と物資が桁違いにある光輝たちは守りに徹していた。いずれ津田軍は補給切れを起こす、それこそが幽斎の勝機であったが、さすがに物量の桁が違いすぎた。そしてその事実を知ることもなく、津田軍に包囲され織田幕府軍は敗走へと突き進むのだった……。戦国の世を駆け抜けた光輝たちの、波乱に満ちた日々もいよいよ大詰め! 一人また一人と逝く戦友たちを送りながら、寄る年波に身を委ねる光輝の夢に現れた者とは……!?
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