内容紹介
「五十鈴、オレはまだ友達?」重度の感音性難聴で人を頼ることが下手な五十鈴は、自由人だけど優しい十嘉に徐々に弱みを出せるようになっていく。十嘉は、知らない景色をたくさん見せ、“可愛い”と真っ直ぐ伝えてくれるはじめての人。五十鈴のことを余すことなく知ろうする十嘉と接するうちに、これまで抑え込んでいた感情を自覚するようになる。“十嘉くんの声が聴きたい――…”
レビュー1
5/52024/09/22 おっかさん。
「伝え合う」「おもい合う」をとても丁寧に「教えて」くれると思った。相手の「アンダンテ」に合わせて歩くシーンがとても印象的で。グッとなった。伝え合って、おもい合って、歩調が合う。優しい気持ちになれる素敵な作品。出会えて良かった。