内容紹介
「どこでもいいよ、春がいれば」中学三年の時に同級生の暁と短い恋をした春。自分達を取り巻く環境に閉塞感を抱いていた二人は勢いに任せて駆け落ちを計画する。しかし春は待ち合わせ場所に行くことができず、暁と話す機会もないまま離ればなれに……。あれから十年。取引先の上司として再会した暁は、春を覚えていないそぶりだったが……?十年前の後悔と真実。伝えられなかった言葉と見えなかった想い。胸の奥にしまい込んでいた恋心とともに、二人の時は再び動き出す――。
レビュー1
5/52025/04/05 mari
想い出と現実を行き来するのって辛いんだよね もう会わないって気持ちもわかるな… その人に想いがあるからこそ、そう思うよね