龍に恋う

龍に恋う 七 贄の乙女の幸福な身の上

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
道草家守 ゆきさめ
掲載誌
富士見L文庫
出版社
KADOKAWA
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内容紹介

力の暴走を抑えるため自らを掛軸の中に封じた銀市が、珠の尽力によって帰って来たのが去年の暮れのこと。激動の年が明け、銀古も日常を取り戻した頃、珠は銀市から「故郷を探し、父に会おうと思う」と打ち明けられる。自らの過去と向き合おうとする銀市の覚悟を受け止めた珠は、ともに彼の故郷を探すため、雪深い信州へ足を運ぶことに。初めての蒸気機関車、初めての旅館。慣れないもてなしに戸惑ったりしながらも、銀市との遠出に心躍らせる珠。そんな中、一連の騒動の原因であるアダムが、突如二人の前に姿を現す。掛軸の中の世界で、二人の決別の原因となった大火事件の真相を知った珠は、銀市とアダムの間の誤解を解くためにある提案を持ち出して――?人と妖がともに生きる未来のために――波乱の「半妖編」、ついに完結!


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