内容紹介
元娼夫で現魔術師であるサラが、久しぶりに帰郷したある日。サラはファルン王国軍の大元帥であるロイ・オークランスの使者より大元帥に仕えるよう命じられ、半ば連れ去られるように彼のもとへ赴く。命令の内容とは、五年前に最愛の妻を亡くしたロイを、魔族への本能的な恐怖を感じないサラが慰めろというものだった。魔狼の血を引くロイと体を重ねられる希少な人間として、サラに白羽の矢が立ったのだ。しかし、その命令はロイの意志に反して下されたようで、彼はサラを穢らわしい娼夫と蔑み、冷たい態度を取る。──サラこそが、ロイの亡くした妻であると気づかずに。「また俺を好きになるって言ったのに、嘘つき」 ※電子版は単行本をもとに編集しています
レビュー1
5/52026/03/01 asBon€
明かせない秘密を拗らせた純愛物語だった。大切なモノを護る為には何かを犠牲にせざるを得ない。忘れてしまう安心よりも、大事なモノを忘れてしまう哀しみが上回ったとき均衡が崩れるんだろうな。長いすれ違いの後の再会は映画のようでとっても素敵だったw 思い出せなくても貴方とずっと一緒に居たいって言う想いが溢れてた!元娼夫とはいえ閨閨しいトコ全くなしw 甘々なその後もあれば良いのに…