内容紹介
生まれつき頭花(トーカ)と呼ばれる花が頭部に咲く世界、トーカはひとりひとりのアイデンティティ、シンボルとして特別に大切にされてきた。一般家庭で大事に育てられ、年相応の悩みを持ち慎ましく不自由なく過ごしてきたのばら。大学4年、就職の最終面接を控えたのばらの身に、予想もできない不幸が襲いかかり…。順調だった生活は一転、先の見えないのばらに手を差し伸べたのは、ひとりの青年だった――。
コメント 81
2024/04/09 Nam
自分のアイデンティティが失われたのに割とあっさり受け入れている主人公にちょっとびっくり。差別の対象にもなるわけだし、事故で障害を負ったのと同じような感じだよね…
2024/01/07 ごぶりん
取れないよう対策しとけ そんなの櫛でといだだけでも落ちそうやん