内容紹介
それは、竜と人との壮大な物語――西洋ファンタジーというと、エルフとかドワーフとか、日本では雰囲気で取り込んでしまったきらいがありますが、どうもそれは確固とした勢力を持つ異文化圏、異民族の存在を象徴するものであるんではないか、と。そういう観点から、もう一度西洋ファンタジーを書いてみようと思いました――(作者コメントより)
レビュー1
5/52018/09/02 まりも
「勇者が救った世界」のその後を描いた世界。普通の物語と違い、勇者達の末路が不幸なものとなっている点がリアルで面白い。 勇者側と敵側どちらも同じくらい正義と闇の部分があって、どちらの言い分にも共感できる、非常に考えさせられる話となっています。