内容紹介
なにかをこわいと思う気持ちは生きていたくなかった証拠なのかもしれない……。同級生シュンとのつながりは穏やかに深まり、みどりの日常はいったん静けさを得たかと思われた。しかし、兄夫婦の不仲、かつて関係をもった男からの嫌がらせは、執拗に彼女の生活をかき乱す。心もからだも傷つきながら、次第に鮮明な輪郭をとりはじめる自我。暴力的に追いつめられ、うちのめされてなお崩れることのない心を描くシリーズ第三巻。 ※本作は『物陰に足拍子』(実業之日本社版)と内容が一部重複しております。お買い求めの際はご注意ください。
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