内容紹介
高2の陽鶴は、夏休みを前に親友の美月を交通事故で失ってしまう。悲嘆に暮れる陽鶴だったが、なぜか陽鶴にだけは美月の霊が見え、自分の体に憑依させることができると気づく。美月のこの世への心残りをなくすため、恋人の園田と再会させる陽鶴。しかし、自分の体を貸し、彼とデートを重ねる陽鶴には、胸の奥にずっと秘めていたある想いがあった。その想いが溢れたとき、陽鶴に訪れる優しい運命とは――。眩しいほどのまっすぐな想いに涙がこみあげる。
レビュー1
5/52017/10/23 なる。
命や友情、愛情、嫉妬……などの、良い気持ち・悪い気持ちの両方を、たくさん考えることのできた作品でした。予想外の展開が多くあって、途中で飽きたり、とばして読むことなく、続きが早く読みたいと思える作品です。