キミとは致命的なズレがある

ガガガ文庫 キミとは致命的なズレがある(イラスト完全版)

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
赤月カケヤ 晩杯あきら
掲載誌
ガガガ文庫
出版社
小学館
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内容紹介

第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞!!海里克也(うみさと・かつや)は保健室で目を覚ました。なぜここにいるのか?保険医の鏡(かがみ)によると、階段で転んで気を失っていたらしい。……覚えていない。 十歳のとき、大きな事故で両親と記憶を失ってしまった克也には、ここ数年の記憶しかない。 それはいいのだが……。「見えないモノが見えてない?」そんな鏡の問い掛けにドキリとする。――自販機の陰に倒れている少女の身体――靴箱や鞄に入れられた不幸の手紙――。思い当たる節はある。これは幻覚? それとも、もう一人の自分が……いる?少女の死の映像と指の感触、克也の過去に怯える担任教師、克也を殺人鬼と呼ぶ赤鬼のような形相の男。追い詰められた克也は、唯一の心の支えである幼なじみの宮崎ひなた(みやざき・ひなた)のもとへ向かう。そして彼女が、幻覚に見る少女だと気づく……。真実は目に映る――?『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、ヒット作を生み出し続ける、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏もその筆力を賞賛! 「第5回小学館ライトノベル大賞」にて優秀賞を受賞した問題作、ついに登場!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。


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