内容紹介
代理ベビーシッターとしてやってきたのは、ピンク色のブタのぬいぐるみだった――!? ある時はベビーシッター、またある時はタクシードライバー・ビジネスマン・コック・殺られ屋と、様々な形で悩みを抱える人達をぶたぶたさんがほんの少しお手伝いをしたり、そっと寄り添う心から温まるハートフルストーリー。
レビュー1
5/52022/06/19 ハーヴ
ぶたのぬいぐるみがしゃべる?うごく?たべる? オムニバスの各主人公は惑う。けど、まわりのひとたちはぶたぶたさんをごく当たり前に知人としてあしらう。 それが一層困惑をうむ。 そして内省的になり、自分の生活に一石を投ず。 その繰り返しなだけの話たちなんだけど、 読者自身に投影するものも、ある。 深読みするか、読み流すかも読者次第。