内容紹介
海里は自分の中の別の人格達と話す中で自分も怪物だと思い始める。そして自分に今必要なのは甘えられる、守ってくれる大人だと気づく。街中を彷徨う中、海里に手を差し伸べる大人は現れるのか？ ――ホラー漫画の女王・犬木加奈子が実在した衝撃の虐待事件を元にネグレクト、虐待を受けた子どもたち、苦境を生き抜いた「虐待サバイバー」について問う衝撃の作品、ここに完結！
レビュー1
5/52021/12/28 いもい
悲しくて辛い話です。でも読めてよかった。 最後の方は少し駆け足に感じました。もう少し掘り下げて欲しかったかも あとがきで、救いがなさすぎて先生に会いに行かせたと書いてありましたが、少しも救いがなく悲しい現実もあると思うと自分にも何かできることはないかと考えてしまいます。 犬木先生の漫画はホラーしか読んだことがなかったのですが、今回のようなジャンルもとても良かったので今後も描き続けて欲しいです。