内容紹介
凄絶のファイナル・ラブ、最終巻!!――平穏な日々が、牧生（まきお）の悪意に再び陰る。迫りくる憎悪の嵐を予感して、キラは「希望も恐れも、すべて分け合える絆（きずな）がほしい。」と零（れい）に願った。だが闇は、もうすぐそこで、笑っていた……。暁の地に戦いの神（MARS）は降り立ち、魂はまた、戦い続ける――。
レビュー13
5/52024/02/05 んぬ。
零はキラに、キラは零に出会って、木田くんや片山夫婦やケンちゃんがいて、お父さんも最大の味方だった。温かい人たちに囲まれて、2人の絆が強く愛に変わっていく深くて尊い作品でした。理解してくれる担任の先生がいたのも印象に残っています。悪い方に堕ちていく牧生が比較対象として残酷に描かれていて胸糞悪くてリアルです。こんな作品に出会えて本当に幸せです。零とキラがいつまでも幸せに暮らせますように
5/52023/01/30 ｽｷｬ。
何度でも読み返したい、心の底から色々な感情が動かされる大切な作品の一つ。 登場人物の抱えた傷や心の闇や人間としての脆さ、そして弱さとそれを受け入れて大切な人と今を生きようとする懸命さ。色々なシーンで涙しちゃいます。 こんな風に表現、描写できる作品は他にないのでは。 零とキラちゃんみたいにわたしも大切な人と出会えたらいいな。