内容紹介
勝手気ままに勢力を広げつつあった播堂組が四国に手を伸ばすのを恐れ、松山の伊達組十四代目組長(武吉の父)のもとに集まった四国の親分衆。ほとんど廃業状態の伊達組ながら、何か問題が起こるとやはり名門・伊達組が頼られてしまうのだった。そんな中、伊達組十四代目組長が突如何者かに襲われ、命を落としてしまう。一方、気ままな旅を続けていた伊達武吉達は、一晩やっかいになったヤクザの抗争の手助けをした後、武吉の故郷・松山へと渡る。そして、その船上、武吉はヤクザの世界に身を置く決意を固めるのだった。男達の戦いのあとに残るものとは……?風雲急を告げる最終巻!!
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