内容紹介
千夜子の通う蓬学園の文化祭。クラスで劇をやることになり、千夜子は主役に抜擢された。けれども市吾に対する自分の気持ちがよくわからない千夜子は、劇の練習に今一つ身が入らない。だが、小豆と話をするうちに、自分は市吾が好きなんだということに、ようやくハッキリと気がついた。そして文化祭当日。最初は見に行く気などなかった市吾だが、行ってやるかとなんとなく気持ちが動きかける。だがその矢先、突然電話のベルが鳴った。それは稲虫会の刺客からのもので、あろうことか奈々を誘拐したという。
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