内容紹介
トントンによって被告人に殺意があった真実を知ったジキルは、被告人に同情的な裁判員たちのムードを覆し、有罪に持ち込もうと目論む。そこで、中間評議の現時点で有罪か無罪かの決を採らせ、自分の意に反する裁判員を誘導してしまおうと企むも、薬師寺に見抜かれ、無記名投票とされてしまう。その結果、無罪6、有罪2、保留1と、数の上では圧倒的不利な状況に…。
レビュー1
4/52019/04/18 にこ(^^)
心理的な攻防が中世の騎士の戦う姿でイメージ化されていて、薬師寺さんの姿がかっこいい。読者は辺見と一緒に真実を見ることができるけど、見えてないなら薬師寺さんが正しいし、どっちを応援するか悩ましい。