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滝と若菜の投げ合いが続く準決勝。打者も一巡し、滝のボールに目が慣れてきた高見沢に対し、滝は遂に伝家の宝刀「滝ボール」を投げはじめた。にわか雨での中断の間、少し眠って体力を回復させた滝は、ますます球威が増した「滝ボール」を投げる。だが若菜も譲らず、両校0行進のまま試合は進んでいく。
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