内容紹介
神に愛された声を持ちながら、誰にも理解されずに生きる男。その飽くなき探究心で死をも知ろうとする哲学者・ソクラテス。遙かな未来、人からも神からも忘れられた土地に、2人きりで静かに生きた夫婦。無罪を主張する青年と、妻を介護する老人が起こす、百万年に一度の奇跡。――人間が、ただ人間らしくあろうとする時、忽然と現れる1人の少年。永遠の時を旅する不思議な少年が見た、「人間」の煌めく光と深い闇。
レビュー7
5/52023/09/05 さまんさ
エンターテイメントなのに哲学書を読んでいるような…物語に浸って、ストーリーと違うことが心に残る、そんな名作。紙でも買います。
5/52018/09/28 ぼんぼん
きちんと考えて作り込まれてて面白いなー。 1から10まで説明して読み手の殆どが同じような感想を持つ漫画ではなく、 説明も時代背景も読み手の想像力次第。 1話ごとの終わりもきちんとした完結ではなく読み手次第でハッピーエンドかバットエンドなのか分かれる。 人間の色んな感情を描いた漫画だと思う。