内容紹介
予期せぬ妊娠をきっかけに受け継がれていく命を思った薫。自分より前の世代はどんな恋をしたのだろうか。祖母の恋につづき、第2巻は母の時代から現代の薫へ――。戦後、オリンピック景気に乗り父の事業も成功。だが、父は病に冒されていた…。戦中、戦後、平成と3世代にわたって、時代に翻弄された男女を描く意欲作。さらに夫のDVに苦しむ女性と彼女を支える料理人のお話「猫背の女」も収録。
レビュー3
5/52023/09/27 えーたんママ(25)
本当に自分の命がいまある大切さを身に染みて感じた。先祖にも私と同じように人生があって、そして懸命に繋いでくれた命。私が2ヶ月前にこの世に産み落とした小さな命もまた繋いでいく命なんだなと感じた。
5/52023/09/18 ぴーち
沖縄におばぁがいるのに、本州で育った私は何も知りません。もうすぐ40歳です。戦争の記憶はどんどん薄れていくのでしょう。 この本を読む機会があってよかった。