内容紹介
平穏で退屈な天界で、永遠ともいえる時間を持て余していた金蝉童子の前に一人の子どもが連れてこられる。不吉の象徴といわれる黄金の眼を持つその子どもを預かることとなった金蝉童子は、彼に“悟空”という名前を与える……。『最遊記』から遡る事五百年…。幼き孫悟空の“別離”の物語が始まる――。※著者コメント、設定資料集は収録しておりません
レビュー6
5/52024/08/23 Anjuno
ここに私の青春を費やしたと言っても過言ではない……。 捲簾と天蓬がもう好きで好きで好き過ぎた。やりとりが大好きで妄想が!! そして金蟬と悟空は尊い!悟空かわいい。 桜がはらはらと散るだけで泣ける。 権力者や汚い力を描くのも巧くて。 正義だけではなく自分のエゴも背負って全部で闘うのがカッコいいのです。
5/52019/09/28 あぽろ
最遊記シリーズで外伝が一番すきです。 でも、正直一番読むのが辛いです…(いい意味で) 4巻はいつ読んでも泣けるし、なんなら1話から先の展開を想像してしまって、悲しい。辛い。しんどい。 月並みな言葉しか言えないけど、 とにかく感動するから最後まで読んでほしい。 漫画に限らず、今まで見てきた作品の中で一番泣いた。 号泣というものを初めてした気がする作品です。