内容紹介
凶悪殺人鬼の血が流れる男・神納達也が悪の限りを尽くす!!──ある夜、豪邸に脱獄囚が侵入。大学教授・神納康久の妻を襲って逃走した。やがて生まれた子供・達也は脱獄囚の子でありながら神納家の一人息子として育てられる。そして少年に成長した達也は表向きは礼儀正しい子として振舞っていたが胸の奥では殺人鬼のDNAを覚醒させていたのだった。完全犯罪で親を殺し、女性を嬲り、それでも何ら罪悪感をおぼえない悪魔が神を冒涜しつくす衝撃の長編傑作!!
レビュー13
4/52017/06/26 シュー
けっこうおもしろかった! 主人公の顔がちょっと笑えるけど(笑) なんかまぶたに目かいたような顔してる(笑)
1/52017/06/25 みずため
エログロというジャンル、なのかな。当時の人はこれで興奮できたの?ピカレスクとしても魅力を感じませんでした。最も嫌なのが夜と霧の扱い。これ冒涜でしょ。ナチスの所業とサディズムを結びつけるのはわかるとしても。そういう本じゃないあれをそういう風に読んでしまう主人公の異常性を描く演出なのかな。よく問題にならなかったねえ。そしてよくこの巻数続いたねえ。結局血筋が原因と言ってるように見える流れも個人的に嫌。