内容紹介
「小田桐君。理由なく人を殺せるぐらいでないと、狂っているうちには入らないさ」チョコレート片手に、彼女は僕に告げた。傲慢で冷酷で我が儘な偏食家。そして紅い唐傘を手にゴシックロリータを纏い、僕の絶望に突き放した微笑を浮かべる14歳の異能の少女、繭墨あざか。けど、あの満開の桜の下、彼女は言った。僕の傍にいてくれると──。第11回えんため大賞優秀賞。残酷で切なく、醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー!
レビュー2
5/52019/12/02 あーちゃん
懐かしい。めっちゃ好きだった。読み返します。再熱。
4/52017/01/20 ナナシ
ミステリー・ホラー・グロ系なんですが、面白いです。他のも読みましたが、1巻が原点にして頂点ですね。特に、なぜ化け物を孕んだのかがわかる小田桐の複雑な過去編が好きです。