内容紹介
2月。文芸部の放課後の時間は、今も穏やかに流れていた。けれど、遠子の卒業の日は迫っており、次第に彼女は別れをほのめかし始める。そして―。突然の、”文学少女”の裏切りの言葉。愕然とする心葉を、さらに流人の言葉が翻弄する。「天野遠子は、消えてしまう」「天野遠子を知ってください」―”文学少女”の真意とは?心葉と遠子の物語の行く末は!?
レビュー1
5/52015/08/04 ちとせ
流人の病んでる感じと、流人に追い詰められた心葉の切羽詰まった感じが、読んでいてとてもハラハラします。文学少女シリーズの中でも特に(良い意味で)どんでん返しが激しいかと…!!