内容紹介
とある秘密を抱える春原澄は、目立つことを厭い優等生を演じていた。なのに男が好きと噂でなにかと目立つ存在のクラスメイト・四ノ宮吉野に、その「猫かぶり」を指摘されてしまう。好きだから話をしたいと告白され拒絶した春原だったが、自分を偽らない彼のことが気になり始める。誠実な好意を示す四ノ宮と少しずつ距離を縮めて…。
レビュー2
5/52024/07/27 moe
試し読みして、レビューに後押しされて買いましたが大正解!! さり気なく描かれていますが、出てくる人がみんな素敵… 澄パパの「産めなくてごめんね」なんて、サイコーです!! 10年近く前に出版された作品ですが、名作は色褪せないんだなと実感しました。
5/52023/11/23 ももたももぞう
とてもおすすめ!!いや〜、とても上質な純愛小説のような、読んでいる間凄く澄んだ水の中をたゆたっているような、不思議な感覚で読み終えました。読後感も美味しい紅茶を飲んだ後のような満足感が凄かったです。途中不穏な感じがあって、私的にちょっとハラハラしたんですが最後は安心しました。際どいシーンはなくてBL苦手な人も読めると思います。素敵な作品ありがとうございました!