内容紹介
女装癖がある、同性が好き、“人とはどこか違う”…悩みを打ち明ける事で、クラスのいじめられっ子だった三島と、いじめっ子だった桐野は固い絆で結ばれる。しかし束の間の平和は、三島が社会科教師・柳田に目をつけられた事からガラガラと崩れ始める。小さな田舎町に駆け巡るウワサや、息子へ多大な期待を寄せる母の思い、その全てと対峙しながら三島と桐野、2人が導きだす答えとは――。(※本作はSIDE-Aの続編です)
レビュー4
5/52024/02/01 ててみ
表紙で2人のBLかな?と思ったけど中身はかなり深くて何度読み込んでも泣ける。 この作品はBL興味ない人でも泣けると思うなぁ… あと絵が綺麗!
5/52020/11/05 よしの
読後は、苦しかったです。でも、出会えて良かった。 ネタバレ。 母親の元へ戻るところで泣きました。その選択について、わたしは彼の自由を選んでほしかった。でも母親への愛は捨てられないものなんだな。と。わたしは、自殺を考えていた時期がありました。でも、母親の泣いている顔を思い出したら死ねませんでした。自分のことで泣いてほしくありませんでした。だから、彼が戻った気持ちが痛いほど分かりました。