内容紹介
行商人のロレンスは、馬車の荷台で麦の束に埋もれて眠る少女を見つける。少女は狼の耳と尾を持つ美しい娘で、自らを豊作を司る神・ホロと名乗った。「わっちは神と呼ばれたがよ。わっちゃあ、ホロ以外の何者でもない」まるで経験を積んだ大人のような話し方で、ロレンスを巧みに翻弄する少女。「お前は、本当に神なのか?」最初は半信半疑だったロレンスも、やがてホロが旅に同行することを承諾する。そんなふたりの旅に、思いがけない儲け話が舞い込んでくる。近い将来、ある銀貨が値上がりするという噂。疑いながらも、ロレンスはその儲け話に乗るのだが……。
レビュー1
5/52016/12/23 座敷わらし
剣も魔法もないけど、面白い作品です(σ≧▽≦)σ