内容紹介
犠牲者が増えてもなお、逃げる子供と追う大人。そんな互いが向かう先は、虚偽と欺瞞の螺旋道──。それを嘲笑うかのように、血色の鬼燈が静かに揺れる…。
レビュー7
3/52024/01/08 えすえす
うーん… 不幸な子が極力少なかったのは良かったけど、ここまで煽った演出しておいてこんな終わり方でいいのかと…
5/52022/12/21 猫好き女
昔読んだのを思い出し、購入。 数々ある伏線を、無駄なく回収しているので、消化不良に陥ることがなかった。読後感はスッキリ。 また伏線以上にいいと思った所は、「いなくてもいいキャラ」が一人もいない所。それぞれのキャラに役割があり、誰か一人でも欠けたらこの物語は成立しないと思った。とにかく、伏線回収とキャラの作り方が上手い。 孤島の独特な雰囲気も見応えがあり、何度でも見返したくなる作品。