内容紹介
□(シカク:詩歌句)街。そこは近代日本ぽくも幻想の、詩人たちが住まう架空の街。そこには萩原朔太郎、北原白秋、三好達治、室生犀星、高村光太郎らの作品からイメージされたキャラクターたちが、創作者としての業と人間としての幸せに人生を引き裂かれながら詩作に邁進する。実在した詩人の自伝ではなく、萩原朔太郎や北原白秋らの作品から受けた印象をキャラクターとして創作された、詩人たちと近代日本の業と罪と狂気の物語。
レビュー77
5/52024/03/05 あおねこ
実在した詩人をモデルにした作品である、という前情報だけで読みました。 ゾッとするほどの美しさと這い寄るような狂気に鳥肌が止まりませんでした。 好きな人はとことん好きだと思いますが、苦手な人は苦手だと思います。 私自身はこの世界観がすごく好きです! 出会えてよかった!
5/52023/12/01 にゃーご
文学特有の病みを感じてすごく心地いい。 最高、紙で揃えたい……。